軸とはなんぞや
ブログをご覧いただきありがとうございます。
スポーツを観戦していると、目の前の選手に対して
「軸がしっかりしている」または、一般的な表現をするならば
「体幹が強いな~」という感想を持ったことがあると思います。
この「軸」とは一体どんな存在なのでしょうか。
体幹が強いことと軸がしっかりしていることはイコールなのでしょうか。
広辞苑では「軸」を
「車や巻物、掛け軸など丸い物の中心にあってそれを支えているもの」「物事の中心となるもの」
と定義しています。
前者は物理的な中心物として捉えられますが、後者は抽象的な表現なので
もう少し視野を広げて軸の意味を捉えられそうですよね。
軸を物理学的観点の、中心に存在するものと仮定した場合
例えばフィギュアスケートの選手がジャンプした時、軸が通っているからこそ
あんなにも真っすぐな姿勢を維持して高速に回ることができる。
例えばサッカー選手同士がボディーコンタクトした時、軸が通っている選手は
相手のチカラに負けず、時には相手を弾き飛ばす。
といった外見的な姿勢として表現するとしっくりきます。
では後者の場合はどうでしょうか。
世界一のフィギュアスケート選手になるために、
カラオケや買い物、友人と遊ぶ時間を削って毎日練習している。
という選手がいたとしたら、この人には「世界一のフィギュアスケート選手になる」
という行動を決める精神面の軸が見えるとい表現がしっくりきます。
前者の選手たちは、志なく、日々適当に過ごしているのでしょうか。
後者の選手が日々トレーニングを実践し続けたら、肉体が強くなることは容易に想像つきます。
つまり冒頭の「しっかりした軸」とは
目標となる領域に立ち向かうための精神的な姿勢の軸と、その行動に伴った肉体的、外見的な姿勢の軸の
2本の軸から形成されると考えられます。
「軸」というと、人体に1本だけあるようなイメージを持ちやすいですが
これまでのように、肉体面、精神面、さらには生活面にまで広げてみたら
あなたの軸は1本ではなく複数本あり、その都度、軸を使い分けていると想像がつくと思います。
「軸」はとても抽象的な存在です。
つまり、意識的に自分自身で形成し続ける必要があります。
私自身、肉体的にも精神的にも軸の弱さを痛感しています。
あなたの軸を言語化してみてください。
きっと、その後の生活が変化するでしょう。
一緒に鍛錬し続けましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
自分の体は自分で守る
調子が良い基準値があがるように
PhysicalSalonやまもと
山本龍太/自然体
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