ジレンマと感情
ご覧いただきありがとうございます。
前回は「ジレンマ」についてでした。
今回は、そのジレンマと感情のつながりについてです。
前回、人の心はあらゆるものに対対してジレンマを抱えていることを説明しました。
ということは、人の感情にも表と裏が存在していると言えるのです。
例①「好き」の裏にある「嫌い」
母のことが好き。散々怒られて恐かったからこそ
好きだと思わないと、この家族のもとで暮らしていけなかった。
例②「嫌い」の裏にある「好き」
父のことが嫌い。いつも仕事ばかりで遊んでくれない。特に話すことなかった。
解説します。
どちらも好き嫌いの区別と発生していた現象に食い違いがありますよね。
例①の場合
散々怒られているにも関わらず「好き」なのは
その母親のことを「好きだと思うようにして」自分の心を守っているのです。
つまり生き抜くための、嫌われないようにするための防衛策といえます。
例②の場合
嫌いであれば話さなくてよいですよね。
「遊んでくれない」は「大好きだから遊んでほしい」の裏返しともとれれます。
つまり「嫌い」というための理由を探しただけなので、心の奥では「好き」なのです。
これらのように発言と感情にズレが生じてしまう問題は、
その時期の承認欲求が満たされているか否か、ということです。
幼少期はありのままの自分を、とにかく見てもらいたい時期です。
幼児に善悪の概念はありません。感じたままに過ごしています。
ところが「あれ?これだと見てもらえないな。」と幼児が感じた時から
大人や親に「見てもらえるように」行動を変えて、承認欲求を満たそうとします。
これが発言や行動と感情にズレが生じる構造になります。
表層心理は深層心理に影響を受けることはこれまで通りです。
表層心理で「好き」と言っても、深層心理では「嫌い」と思っている。
これは表層で「無自覚の嘘」をつき続けていることになります。
「無自覚の嘘」をつき続けるメリットがあるからこそ、それを繰り返します。
しかし、それはどこまで行っても「ただの嘘」なので、いずれしわ寄せが来ます。
かといって、表層心理が隠した「深層心理の感情」は「向き合いたくない感情」なので
「深層心理の気持ち」に向き合うことはとても困難なものです。
これが「ジレンマと感情」の繋がりであり、「悩み」が生まれる構造になります。
もしこのブログを読んでいるあなたが悩みを持っているならば
過去を振り返り、幼少期の親っ子関係を良く知ることでそのヒントを得られるかもしれません。
これまで顕在・潜在意識、表層・深層心理について書いてきました。
このブログを読んだあなたにとって、少しでもメリットがあれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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