自分と向き合うことで不調を速く解決できる。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は「自分と向き合うこと」についてお伝えしたいと思います。
「自分と向き合う」という抽象的な表現をしたのは
自分という存在が様々な要素から構成されていているからです。
筋肉や精神、家庭環境、友達、学校、職場、趣味、家庭の歴史など
この構成要素は本当にキリがないほどに存在します。
心身に不調が現れた時、
その不調に気を取られてしまうのか
そのきっかけに目を向けるのか
同じ症状でも、少し視点を変えるだけで行動が変わり、その後の結果は変わりますよね。
この答えに正解も不正解もありませんが
日頃から「自分と向き合う」習慣があれば、その不調をもっと速くおさえられたかもしれません。
ハインリッヒの法則をご存知でしょうか。
一つの重大な事故の裏に29の軽微な事故があり、その裏には300のケガに至らない事故がある。
とうものです。
実は心身の不調も同様の構図で表すことが出来ます。
例えばぎっくり腰になってしまった時、
数日前から違和感を感じていませんでしたか?
その違和感を感じ始めた時に、過度な肉体的精神的ストレスがかかっていませんでしたか?
ぎっくり腰になる前段階、早いタイミングで違和感や変化に気付いていれば
ぎっくり腰にならずに済んだかもしれない、
つまり、早い段階で軽微な変化に気付ければ、問題が解決するまでの時間が速くなるのです。
私達トレーナー、セラピストは
ハインリッヒの法則でいう「300」の部分の要素を沢山持っている必要があります。
なぜなら、人の体は千差万別だからです。
一人ひとりの症状に対して、深いところまで見れるトレーナーやセラピストが
もっともっと増えるといいなと思っています。
私はそういう存在を目指しています。
それでも不調を抱える人はまだまだ多く存在します。
だからこそ、一人ひとりが「自分と向き合うこと」は不調を速く解決する手段となるのです。
今日から一つでもよいのです。毎日、寝る前に自分のからだを触ってみてください。
何かしら変化を感じた時が、解決の糸口になるかもしれませんよ。