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なぜ脳はそれを嫌がるのか ①理由偏

ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

家事、宿題、勉強、除雪…やらなきゃいけないことがある

やれば終わるのに、中々手がつかない

 

皆様もこのような経験がありますか?

 

なぜこのような現象が起きてしまうのか、脳の観点から紐解いていこうと思います。

①脳がそれを拒否する理由偏

②脳の活動を変えていく3ステップ偏

③具体的方法偏

の3部シリーズでお届けします。

 

ではさっそく①理由偏

 

理由その① 脳は基本的に怠け者である

脳は自分が怠けることを知っています。ここには感情や生活環境も関わってきますが省きます。

「怠ける」というと少しマイナスなイメージを持つかもしれませんが

「怠ける」はその後の発展に繋がる機会になります。

例えば、階段を歩くことが大変だからこそ、エスカレーターやエレベーターができますし

ご飯を作ることが大変だからこそ冷凍食品やお惣菜が役に立ちます。

あなたの脳が怠けた瞬間は、その後の発展の一助かもしれません。

 

理由その② エネルギーを節約する

おおよそ、脳の重量は体重の約2%です。

重量はそこまで重くないですが、消費エネルギーは全体の約20%を占めているようです。

つまり、動き回ること思考を巡らせることが、体にとってはエネルギーを「枯渇」させてしまう行為になります。

循環の観点からみると、毎日きちんとエネルギーを使い、食べ物で補給することが望ましいですが

野生動物が必要な時以外はなるべく行動せずじっとしているように、

人の脳も「怠ける」という判断をした場合は脳のエネルギー消費量を抑えるために節約するのです。

ぼーっと過ごしたいなと思っている方は、すでに脳疲労かもしれません。

 

理由その③ 脳は周囲に流されやすい

社会生活においてコミュニケーションが必要であることはいわずもがな

その影響が強く出てしまい脳が自分の意志とは関係なく周囲に流されてしまうことがあるようです。

これを「バンドワゴン効果」といいます。アメリカの経済学者が提唱した言葉です。

バンドワゴンとはパレードの先頭を走る楽隊車に由来して

楽隊車を見かけた人が楽しそうな雰囲気につられてパレードについて歩き始める様子を表現したものです。

つまり、内容の是非を問わず、とある選択に支持が集中すると、その選択が多くの人に受け入れられやすくなるのです。

「個人の判断よりも、集団の判断の方が正しいと思い込んでしまう」脳の現象です。

 

理由その④ 脳は誘惑に弱い

五感によって、過去の記憶が呼び起こされることで欲が生まれやすくなります。

すでに満腹であっても「ケーキは別腹」といってペロリと食べれてしまいますよね。(私は余裕で食べれます)

これは砂糖の影響もありますが、内臓の状態に関わらず

ケーキを見た時に脳の中枢部がバグを起こして「食べたいな」という信号が発信されてしまうのです。

 

情報量が増え続ける現代社会だからこそ脳疲労を起こしてやる気もなくなりやすいです。

しかし、それはあなた自身のスペックが問題ではなく

脳の仕組みと上記のような理由が絡み合っているのです。

次回は、脳の活動を変えるための3ステップ偏です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

自分の体は自分で守る

元気の基準値があがるように

 

PhysicalSalonやまもと

山本龍太/自然体

 

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