なぜ脳はそれを嫌がるのか ②脳の活動を変えていく3ステップ偏
ブログをご覧いただきありがとうございます。
前回は行動したいけど中々動き出せない現象を
脳が持つ基本性能とその理由という観点から見ていきました。
前回の記事はこちら
今回は、嫌々ながらも動き出せるように、脳の活動を変えていく3ステップをご紹介します。
ステップ① 脳の活動を理解する
人が目的を達成した時、達成感や充実感を味わうと思います。
この時、脳内では「ドーパミン」というホルモンが分泌されています。
例えば、登山を登り切った時、飲み会が控えている日の就業時間、勝利のために練習してきた成果が形になった時など
「やりきったぞ」という時にこの「ドーパミン」が分泌されているのです。
ちなみに、このドーパミンはスマホを見ていても分泌されています。
このスマホ時間が長いということは、依存するリスクも高まり、他のことが手につかなくなることも…。
では、このドーパミンを適正に分泌させるためには、どのような手段があるのか、ステップ②③に続きます。
ステップ② 目標までを細分化してスモールステップする(スモールステップ法)
目標までの道のりをわかりやすくすることで、確実に前進して達成感を感じることができます。
スモールステップ法のコツは「書き出す」「可能な範囲で数字を入れる」です。
書き出す作業は、年単位、月単位、日単位の目標とやるべきことです。
この目標ややるべきことに、数字を取り入れると実践しやすく達成までをイメージしやすくなります。
例えば
目標 1年後の体重:現在の-5kg と決めたならば
1ヶ月の減量分:約500g
1日の運動量:30分のウォーキング
というようにやるべきことと数字を交えて書き出すのです。
(※この効果と運動量は関係ありません。あくまで一例です。)
ステップ③ 明確な内的動機をつくる
ドーパミンが分泌される要素は大きく2つあります。
達成時にご褒美をもらえる、外的動機 と 自発的に目標を達成しようとする、内的動機 です。
やはり自分の意志はとても大切になります。
なぜなら脳と肉体を今現在コントロールしているのは「あなた」だからです。
「わかっちゃいるが、それが続かねーんだよ!」と声が聞こえてきそうですが、
それはスモールステップの内容にも問題があるかもしれません。
ステップ②の例文につなげると
「なぜ1年後に体重を5kg減らしたいのか」という問いの答えが非常に大切です。
なぜなら目標のない活動は脳が空きてしますからです。いわゆる「なぁなぁな状態」です。
あなたの心身は相関し続けます。
「こうなるぞ」と心から決めた明確な目標、内的動機を持った状態で
スモールステップを達成すると適正にドーパミンが分泌されるのです。
動けるようになるための、脳の活動を変化させる3ステップ。
いまからでも「その目標」は達成できるかもしれません。
次回はさらに具体的な方法をご紹介します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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