表層心理と深層心理の関係性
ご覧いただきありがとうございます。
今回は前回の続き。前回の内容はこちら↓
これまで「深層心理」が関わる現象について書いてきました。
今回は、表層心理とは何か、深層心理とは何か、その関係性についてです。
表層心理とは
自分で知覚している行動や思考、発言、心のプロセスやそれらの現象のことです。
深層心理とは
さらに奥深くにある、自分では気づけない心の在り方、心の動きのことです。
これまでにお伝えしたように、深層心理は95%、表層心理は5%で割合で構成されています。
つまり、私含めて今知覚しているあなたのそれらは、たった5%の領域でしかないのです。
なぜなら、表層心理が深層心理に蓋をするからです。
つまり、深層心理とは…を言い換えると「絶対に知りたくない心理的領域」ということです。
前回の例がそれでしたね。
そして、なぜこのような現象が起きるのか。「片づけなさい!」と言い続ける環境にいるのか。
深層心理がどのように表層心理に影響しているのか。その一部をご紹介します。
キーワードは「抑圧と転換、投影」でしたね。
抑圧とは
家庭内で許されない、もしくは社会通念に反する「自分の想い」を、無意識層に追いやることで“感じてないことにする”ことです。
例えば
・家族がアルコール中毒で、いつも酔っぱらって暴れていたけど、大好きだと思っている。
→嫌いと思ったら殺されるかもという恐怖から“嫌い”という気持ちを抑圧した。
・短気で怖い父親のことを好きか嫌いかわからない
→平和な家庭だと思いたくて抑圧した(恥ずかしい」 etc…
転換とは
抑圧された想いが、本人が自覚できる形に出てくること
例えば
異常に気を使いすぎて、頭痛を発症する(もう考えたくない)
暴力や言い合いばかり見すぎて、めまいを発症(もう見たくない)etc…
投影とは
抑圧さえれた想いを、相手を変えて繰り返すこと
例えば
結果を出さないと褒められなかったから、大人になっても結果しかこだわれない
愛されたかった父親に似た人を恋人にするが、いつも同じ理由で別れる etc…
もし今感じている感情、行動していること、発言していることに違和感を感じんながらも繰り返してしまうならば
この3つの要素が影響していると考えられます。これらを知り、理解するには幼少期の経験をつなげて考えることが重要です。
なぜなら、深層心理は幼少期に形成されるからです。
つまり、今現在、表層心理で知覚している思考や行動は“無意識に嘘をついた結果”であるともいえます。
表層心理は深層心理に蓋をしようとするし、深層心理は表層心理の思考や行動に影響を与えるように相関関係にあります。
この関係性がズレた結果、悩みが生まれます。
いまあなたが悩みを抱えているならば、この3つを自分に当てはめて過去を振りかえってみてください。
解決までいかなくても、ヒントが見つかるかもしれません。
なぜ、“ヒント”なのか。今回の序盤でお伝えしたように深層心理は「全体に知りたくない領域」だからです。
これを「トラウマ」と呼びます。というわけで、次回は「トラウマ」について。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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